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冬の食材をたのしもう!

制作者:矢口晴香

みなさんお久しぶりです!SDGs推進センター学生スタッフの矢口です。

 

ここ最近は寒い日が続いていますが元気に過ごせていますか?冬は寒さに負けてやる気が出ない日が続きがちですが、こんな時こそ冬の旬を感じて寒い時期を乗り越えましょう!今回は「旬の食材とSDGs」をテーマに話していこうと思います。

 

まず冬が旬の食材といえば、大根や白菜などの葉物野菜やレンコンなどの根菜類が有名ですがご存じですか。これらの野菜たちは冬の寒さを乗り越えるために糖を貯めやすく、どれも栄養価が高く免疫力を高め風邪を予防する効果を持っています。また冬の時期は生産量が多くなるため価格も安く、簡単に健康的な食生活を実現することができます。旬の食材を消費することとSDGsは全く無関係に感じますが、SDGs目標を詳しく調べるといくつかのメリットを見つけることができます。

 

たとえば目標2「飢餓をゼロに」では、季節に応じた持続可能な食料供給を促進しています。冬はその環境の厳しさから農産物が限られますが、旬の食材を積極的に購入することで輸送による環境負荷を減らし、地域の農産業を支えることができます。地元の直売所やスーパーでは自ら生産状況を確認できるため、地産地消に取り組み新鮮なものを選択することで、地域に密着した持続可能な食生活を実現できます。

 

また目標12「つくる責任、つかう責任」では、食品ロスの削減が重視されています。白菜や大根のように冬は特に食材を余らせがちなため、食べきれる量を調理し余った場合はリメイクレシピで再利用するなど資源を無駄にしない工夫が求められます。例えば、鍋料理では一度に多くの食材を調理できるため、エネルギーの無駄を減らし体も温まり冬の料理に最適です。加えて、捨ててしまいがちな大根の皮や白菜の芯をきんぴらのようにリメイクすることで最後までおいしく食べることができます。

 

  このように、地元の旬の食材を選び、無駄なく美味しく食べることだけでも持続可能な未来への一歩につながります。みなさんもぜひスーパーを訪れた際はこのことを思いだし旬の食材を手にとってはいかがでしょうか。小さな行動の変化が環境や社会をよりよい未来へ導いてくれると思います!