制作者:矢口晴香
お久しぶりです!SDGs推進センター学生スタッフの矢口です。突然ですがみなさんは地球温暖化による影響がどこまで広がっているかご存じですか?地球温暖化と聞くと陸地の被害のみに焦点が当たりがちですが、なんと海の生態系にも深刻な影響を与えているのです。
なかでも最も深刻な問題は「海の酸性化」です。酸性化とは、大気中の二酸化炭素の約30%が吸収されることで海洋が本来より酸性に傾いてしまう現象です。この影響により、サンゴや貝類・甲殻類の成長に害を及ぼし、これらを食べて成長するサケやニジマスの漁獲量の減少も引き起こしてしまいます。「海の酸性化」は海の生態系に大きな影響を与えるに海洋問題でも特に深刻な課題ですが、ではこの課題に対応する最も簡単で効果的な解決策はなんでしょうか?それは二酸化炭素の排出量を減らすことです。二酸化炭素の削減は地球温暖化対策の全般に言われていることですが、それほど大切なことなのです!!二酸化炭素を減らすための行動として第一なのは節電・節水を意識していくことです。例えば日本で最も多くの電気を発電している火力発電ですが、電気を生み出すために多くの熱そして二酸化炭素を排出しています。一般的な電気会社では私たちが使用する電力量を予測し電力が不足しないよう発電を行っているため、電気を使用するすべての人が節電を実行すればこの予測電力量を削減し、普段の生活から発電に至るまで多大の二酸化炭素の削減に貢献することができるでしょう。
国連の報告書によると2023年度時点でSDGsの140の指標のうち順調に進んでいるは約15%となっています。この現状を変えるために今できることは、私たちにできる小さな取り組みをコツコツ積み重ねていくことしあかありません。一人で大きな成果を出すことは難しいですが、みんなが協力し合えば必ず大きな成果を生み出すことができます。この記事を読んだみなさんもぜひ挑戦してみてください!
また余談ですが、SDGs推進センターでは課題に対処しながら海の多様性を学べるカードゲーム「エコエコえこしすてむ」がプレイできます。時間のある方はぜひ体験しに来てみてください~!
参考文献
SDGsは停滞中⁉ 国連の報告書から数字でひもとく2023年の現状とは?
https://www.25ans.jp/lifestyle/charity/g45889555/united-nation-sdgs-2023-231124-hns/