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化粧品が絵の具に化ける⁈

制作者:永井健仁

こんにちは!

SDGs推進センター学生スタッフの永井です。

今回紹介するのは、私が先日、SDGs推進センターで開催した

「使われなくなった化粧品で絵を描こう!」というイベントについてです!

 

どういったイベントだったのか簡単に説明すれば、「化粧品を絵の具にして絵を描く!」というものですね。まあ、どうやって絵の具にするのかについては少し後で説明するので、絵の具の作り方の説明まで少々私の話にお付き合いください。

そもそも、なぜこういったイベントを思いついたのか、このイベントをするにあたっての経緯を話そうかと思います。

私の家は、芸術一家でして、私自身生まれたときから芸術作品に囲まれていました。家族旅行では、遊園地などの子供が楽しめる施設にも連れて行ってもらいましたが、そのような施設よりも美術館のほうが間違いなく多く行っていました。

そんな私の特技は絵が上手いことです。まあ、私自身、実家に住んでいたころは自分の絵が上手いなんて思ったことはありません。しかし、銅版画には自信があります。

なぜかって?

私は、3人兄弟の末っ子ですが、3人の中で銅版画のやり方は私しか知りません。

 

ちょっとだけ銅版画を知ってほしいので私が描いた銅版画を乗せておきますね。


銅版画

これ以上話すと私の自己紹介文になりそうなのでそろそろやめておきますね()

そんな私がSDGs推進センターの学生スタッフとしてイベントを開催することとなり、自分の特技を生かしたイベントをしてほしいと頼まれ、「絵を描くこと」と、「SDGs」を掛け合わせてできるイベントを考え、調べ、模索して辿り着いたのが、「使われなくなった化粧品で絵を描こう!」でした。イベントの名前通り使われなくなった化粧品を回収して、それを絵の具として再利用するというものです。私自身、化粧品を使ったこともないので、化粧品の種類を調べるところから始まり、化粧品の性質を調べ、水に溶けやすくなる方法を導き出しました。

それでは、皆さんが待ちに待った化粧品を絵の具として再利用する方法、絵の具の作り方について説明しようと思います!

*今回のイベントで回収した化粧品は粉状の物、砕いて粉状になるものでしたので今回紹介する絵の具の作り方は主に粉状のものに限ります。

 

まず、使わなくなった、処分する予定の、粉状の化粧品または砕いて粉状になる化粧品を用意します。

次に化粧品を粉状に砕いていきます。

砕いた化粧品に界面活性剤を砕いた化粧品と同等もしくは少し多いくらい入れて混ぜます。すると、なんと不思議化粧品が絵の具のようになりました!

色の濃淡は、絵の具のように水で変わりますが、界面活性剤で水に溶けやすくなったとは言え、完全に溶けません。ですが、絵を描くのには、問題ありませんでした。

イベントでは事前にスタッフ側で描く絵の内容を決めていました。

今回のイベントでは、理想の地球というテーマのもとSDGsのゴール目標が達成された後の参加者が想像する理想の地球、社会を描いていただきました。

という感じで、化粧品を絵の具にして再利用することに成功し、

 

イベントも見事大成功しました!


皆さんもぜひ化粧品で絵を描いてみてください!

絵の具とは違う感触であり、

化粧品の鮮やかさあふれる素敵な絵が出来上がると思います。

 

あなたの願う理想の社会一度描いてみるのもいいかもしれませんね。