制作者:竹内宇海斗
皆さんこんにちは!SDGs推進センター学生スタッフの竹内です。皆さんは自炊をしていますか?私は、大学入学を機に一人暮らしを始めたので普段は自分でご飯を作っています。ですが、この時期の肌寒さや就活の疲れが原因でスーパーの総菜やインスタント麺に頼ってしまうこともあるんですよね。今回はそんなときに気付いたSDGsの取り組みについてご紹介したいと思います。
紹介する取り組みは「日清食品株式会社」様の取り組みです。日清食品と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。カップヌードルやカップ焼きそばのUFO、どん兵衛やチキンラーメンなどがすぐに思いつきますよね。今回はその中のカップヌードルに絞って紹介していきます。ところで、皆さんはどれくらいの頻度でカップヌードルを食べますか?実はあんまり食べないなんて方もいるのではないでしょうか。私もそうです。インスタント麺って自炊をしていると本当に手に取らなくなるんですよね。だからこそ、この取り組みに驚きました。
その取り組みとは、「フタの形状を改良する」というものです。
こちらが新しくなったフタです。従来のものと何が変わったかわかりますか?全面に大きく書いてあるのでわかるとは思いますが…。そうです、フタのタブが2か所になったんです。従来のものと比較していきましょう。
確かにタブが増えていますね。さて、フタの変化にはすぐ気が付いてもこの変化がなぜSDGsにつながるのかをわかる人は少ないのではないでしょうか。むしろ、タブを増やしたことで資源を多く使っていると考える人もいるかもしれません。ですが、そうではないのです。この改良の狙いは「フタ止めシールを廃止」することだったのです。フタ止めシールというのは言葉の通りカップヌードルの完成を待っている間フタが開くことを防止するために使われていたプラスチック製のシールです。
これは、最近の廃プラスチックによる環境汚染が問題として注目されている中でプラスチックの使用量を削減しようとする取り組みです。小さなシールを廃止しただけでは効果は薄いのでは?と疑問に思う人もいるでしょう。なんとこの取り組みが年間33トンものプラスチック材料の削減につながりました!
このように現在あらゆる分野でSDGsの取り組みが行われています。気になったことや興味を持ったことについて調べてみると今まで気にしていなかったSDGsの新しい発見があると思います。SDGsの第1歩はSDGsについて知ることです。気になることはどんどん調べていきましょう。そして、少しずつでいいので何か行動に起こしてみてください。1つ1つの効果は小さく見えても集まれば大きな効果を生みます。まさに、今回紹介した取り組みのように!
ここまでこの記事を読んでくれた方、本当にありがとうございます。次回の掲載もどうぞ楽しみにお待ちください!